高度2,500m級の山地と同程度の高地状態の空間で運動することができる、
高地空間トレーニング施設です。
高地空間(低酸素空間)で運動を行うと通常の環境下以上に体に負荷がかかるため、きつい運動は必要なく
低強度の運動で高い効果を得ることができます。
その効果は30分歩くだけで通常の2時間分の運動に匹敵するといわれています。
有酸素系の機能向上だけでなく、筋力トレーニングでの高い効果も期待できます。
持久系派パフォーマンスUP効果:高地トレーニングといえば
マラソンランナー
高地トレーニングと聞くとマラソンランナーや水泳選手のイメージですが、その様な環境下でトレーニング
を行う理由とは、
高地では体内の酸素濃度が薄くなる為、血中の酸素濃度も下がります。血中の酸素濃度が低下すると酸素を
多く運ぼうとし酸素の運搬に必要な赤血球を増やそうとします。
その赤血球の量を増やす作用をする物質「エリスロポエチン」の量が増加します。
この「エリスロポエチン」を増やす=赤血球の絶対量を増やすために行っているのです。
つまり”身体中に酸素を多く運ぶ能力の向上”を図る為に高地でトレーニングを行うのです。
※エリスロポエチンはドーピングの対象となっています。
ただし、外から投与されたエリスロポエチン製剤と高地トレーニングによる赤血球増加は区別がつきます。
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これは低酸素下でのトレーニングは通常の酸素下よりも早く筋肥大が行われるという論文結果があり、低強
度でのストレングストレーニングでも十分筋力向上が見込めることがわかっています。
また低酸素下では酸素運搬能力のある赤血球を増やしつつ、末梢組織に酸素を運ぶ毛細血管を新生します。
細胞の中にあるミトコンドリアが少ない酸素の中でエネルギー供給をしなくてはいけなくなり、より活性化
していきます。
ミトコンドリアは脂肪を餌に働くので脂肪燃焼効率も上がります。
脂肪燃焼以外にも低酸素下では上記の様に赤血球の増加など防衛機能を活性化させ細胞を目覚めさせます。
それによりエネルギー消費のサイクルが充実し、細胞ひとつひとつが活性化され、自然治癒力も高まり疲れ
にくい体にもなります。